No.35   鈴木 邦俊 さん
縄文の駅(駅長)



鈴木 邦俊(すずき くにとし)さん



中里うまれ中里そだち
まちの駅への通勤時間は車で3分

好きな言葉は「推譲(すいじょう)」
人にものごとをしてあげるとそれが自分自身にもかえってくる。
人を押しのけてやっていてはだめ。
プロセスを大事にしよう…という意味らしい。

友達と変わったことをするのが好きなアイデアマン。
20歳くらいのとき、銀座の歩行者天国でわらぞうりを売って、
めちゃめちゃ注目されたらしい。
苦手なのは歌うこと。いろんな司会は何十回もやってるのに、
人前で歌うのだけはカンベンして欲しいらしい。

まちの駅との出会い
 3年前に役場を退職し、第三セクターの職員に身分が変わりました。それまでは、高校卒業からずーっと役場に勤務していました。退職する直前は企画関係の仕事が多く、観光客向けの「ラピーヌ雪街道」、温泉・プール施設の「ミオンなかさと」、日帰り温泉「ゆくら妻有」などを手がけて来ました。役場から出向のかたちで勤務していたのですが、会社に骨を埋める覚悟でこちらに来ました。
 「ラピーヌ雪街道」はまちの駅でもあり「渓谷の駅」という名称で、観光客や外部からの来訪者むけの情報、一時間圏内の観光スポット等を紹介していますが、村の中心部にもインフォメーションセンターが欲しいということで、この「縄文の駅」オープンに至りました。村内でこのUモール周辺がいちばんのにぎわいエリア。ちょうど空き店舗があり、人が常にいるインフォメーションセンターにしようということで、設置に至りました。
  また、トリエンナーレ(7.20〜9.7の50日間)のインフォメーションセンター・チケット販売所としても重要な拠点になりました。
 中里は縄文の遺跡関係、火焔土器等が豊富にあるということで、歴史的な名前にちなみ、この駅名にしました。
まちの駅の案内人に
なってよかったこと

 実際に案内をしてみると、とにかく細かな情報が必要なことがわかってきました。どこに何があるという情報はもちろんのこと、たとえばそのお店では、どんなメニューのものがいくらで食べられるのか、という各論まで要るんです。こういう課題が見えて来たのはいいことですね。
 ここは
ハローワークの情報や役場関係の資料も置いてあるし、無休なので、地元の方たちのちょいちょい顔を出してくれます。こういう方たちがいろいろ相談したり、話し合ったりしている関係性が見えるようになってきました。
 「まちの駅」は地域づくりの核となるべきだと思っていたから、いい傾向だと思います。

──最初に鈴木さんに御会いしたのは3年前くらいだったでしょうか?関越地域でなにか連携した取り組みを・・・というものの一環として「まちの駅」の実験をしたりしてましたが、鈴木さんは、始めからずーっと、「まちの駅」の機能として重要な、人と情報について、明確な考えを持っていらっしゃいました。・・・この2つがしっかりしていないと、駅どうしで連携・協力するっていっても何もできませんものね。・・・最近ようやく鈴木さんのおっしゃっていたことの大切さを感じている次第です・・・。

いちばん
心に残っている
一日
 今回2会目になる「大地の芸術祭」で、海外の作家さんや関係者の方たちがいらっしゃる機会が増えました。日によっては外国の方ばかり・・・という日もあります。みなさん、インターネットをよく利用されていて、改めてインターネットが、外国の方との結びつきの強い、実生活の中に入っているものであることを実感しました。

──海外の方もそうですが、鈴木さんのインターネットの活用ぶりには、管理人足下にもおよびません。毎日更新を義務づけている「日刊なかさと」は、中里村内外に多くのファンを持っています。
最近のマイブーム
  写真を撮るのが好きです。自然もの。やすらぎ系統。季節の移り変わりをとらえるのが好きです。おススメ撮影スポットとしては東頚城の山の中ですね。
 それから、地域づくり活動が根っから好きですね。「中里村イベント企画集団」・・・雪原カーニバルのキャンドルイベント、「職員自主研究チーム」などなど、いろんな会をつくってまちづくりしてます。最近は市町村合併を控え、合併後の地域コミュニティーをいかに再構築していくか考えるために 「夢先案内人」のグループをつくり、村内メンバーを中心に話しあいを重ねているところです。
まちの駅でこれから
やっていきたいこと
(課題も含めて)
 まじめな観点からいうと・・・地域社会自体をもうちょっとみつめなおす必要があると思います。 他から来て下さる人が見ている中里と地元の人が見ている中里は大分違う。地元の人の方がぼんやり見ているような気がします。
 長く住んでいるからこそわからない部分もある。外から、せっかく思いを持って来てくださったのに、受け入れ側がそれを理解できないということをなくしたいきたいですね。
管理人から一言

 鈴木さん、ホントにありがとうございました。急な取材依頼を快く引き受けてくださって、その上、免許のない管理人の帰りの心配までさせてしまいました。スミマセン。
 鈴木さんは、情報発信や人のネットワークづくり等、管理人のお手本みたいな方です。いちばん初めにお会いしたときにアドバイスいただいたことと、現在、実際に鈴木さんがされていることとを比べてみて、慎重だけど行動派、不言・有言実行な方だと改めて感動しました。今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

 


 

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