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小松崎 登美子(こまつざき とみこ)さん
下館うまれ下館そだち
明るくて元気で
まわりのみんなを幸せにしてくれます。心から。
在宅介護を支える会 代表
レディスピア・県西(がん体験者の集い) 下館支部長
「ほっとひと息ステーション」の事務局長
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脳卒中で
旦那さん倒れる。
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33歳のときに、夫と喫茶店を始めました。名前は「きっちゃてんたろう」(笑)。地元の人たちの憩いの場になってましたよ。当時は高校生のお客さんも多かった。
夫は国鉄職員をやめ、喫茶店をやっていたのですが、仲間に担ぎ出されて市議会議員になりました。体重は90kgあったし、ストレスもたまっていたんでしょう、44歳のとき、夫が脳卒中で倒れました。死亡率の一番高い脳出血でした。でも、救急車の中で「おとうさんは絶対たすかる!」って信じてました。
一命をとりとめましたが、半身は不随になり、リハビリのために喫茶店は開けたり閉めたりすることになってしまいました。こんな状況の中で夫はなんとか一期目を勤めあげました。でも、今までは行動あるのみ!っていうタイプでしたから、自分らしくないということで、二期目は出ませんでした。
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介護者どうしの
井戸端会議から
「在宅介護を支える会 」 が誕生。
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夫がリハビリをしている間、病院の待合室で、同じような境遇の奥さんたちとおしゃべりしていたんです。不安やグチを話しあって、お互いに元気づけあってきましたし、「ほっとひと息」できる場でした。そうした井戸端会議を続けて行く中で、共通の悩みとして出て来たのが、外出時のトイレがない、わからないということでした。
だったら、わかるように、私たちでトイレマップをつくろう!ということになりました。しっかりした調査を行うためにもちゃんと組織化しようということで50名のメンバーで「在宅介護を支える会」をつくりました。障害者用のトイレ、段差、公的施設等を2年半かけて調査し、関係者に向けて1500部を無料配付しました。
2000年から介護保険制度が始まりましたが、元気なお年寄りがとじこもってしまわないように、楽しい時間を過ごしてもらいたいということで、「ほっとひと息サロン」を始めました。こちらは月1回、いろんな場所で開催しています。
井戸端会議、サロンをやっていく中で、コミュニケーションの大切さ、まち中でみんなが集れる場所の必要性を感じるようになりました。
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月1回の「ほっとひと息サロン」は、巡回型で開催しています。お年寄りが対象なので、場所を固定してしまうと、来れる人と来れない人も固定されてしまう。現在、年会費1500円で70名のメンバーがいるが、その会員の方の家の離れを使ったり、公園で花見をしたり、大企業が持っている健保会館を使ったり、児童館・公民館を使ったり、中華料理屋でやったり・・・。90歳のおばあちゃんが公園で花見をした時に、「生まれて初めて花見をした!」と感激してくれたのは印象的でした。
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旦那さんが倒れた後
今度は自分が
がんの告知を受ける。
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便秘症で、ちょっとおなかいたい・・・なんてことは今までもあったんですが、どうも調子がよくない・・・。夫に言ったら「病院に行け」と珍しく恐い顔で言われ(笑)、せっかくだからエコーをやってみようということになりました。
先生が腎臓がやけに腫れている、と。悪性の腫瘍ができており、手術しました。治療のための注射をすると必ず40度の熱が出るので、白血球の数と闘いながら、半年間治療を続けました。
夫が倒れた時もそうでしたが、「とれば治る!」と信じていました。かなり転移していたんですが。
障害を持つと何らかの金銭的援助は得られるのですが、がんにはそういう支援というのは全くありません。抗がん剤も注射も何万円もするんです。がんが引き金で離婚・・・なんてケースもあったりするんです。こういう人たちのための政策を考えて欲しい。そういう思いから、がん体験者の集いに参加しました。
また、介護調査員を1年やったんですが、老老介護や目を覆いたくなる状況を目の辺にして、 普通の生活ではなかなか見えないハザマに埋もれている問題を、話し合う場、たまり場が必要だと思いました。
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福祉の映画「問題はこれからです」の上映会を開催したんですが、参加した人たちから、是非、映画の撮影地である秋田県の鷹巣町に行きたいという声があがり、日帰りのバス研修を決行しました(笑)。
見られるだけ施設を見て、駅前の空き店鋪活用の例を見て、とにかく強行軍でいきましたが、「なげくだけじゃなくてやろう!」という気持ちを新たにしました。
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自然の流れで
「ほっとひと息
ステーション」
=まちの駅が誕生。
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他の人たちにはなかなか経験できないものを経験してきました。次々にいろいろ起こるんですから・・・。その時その時、必要だ、こうしたい、と思ったことを自然の流れでやってきたことが今につながっていると思います。そして、こういう経験や思いをいろんな人たちに伝えて行かなくちゃ!という使命感を感じます。だからこそ、どこでも発言・活動を率先してやっています。
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まちの駅のコーナーは、オープンスペースとは言え、テーブルや椅子がもうすこしあるといいとか、お茶をのみながら話したいとか、要望はたくさんあるんです。市・諸団体からも協力を得ながら活動していきたいですね。
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管理人から一言
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小松崎さん、ホントにありがとうございました。
なんて素晴らしい方なんでしょうか、ホントに感動しました!あまりにドラマティックな人生と精力的な活動、信じられないくらいの前向きさ・・・何をとってもスゴイ!でもいちばんすごいのは、病気を笑い飛ばす明るさ。うーん。ホントにすごい。
何らかの目的意識を持って活動されている方だけでなく、漠然と何かやりたいと思っている方も気軽に参加できる・・・いろんな方たちが自分の特技や特性を活かして「ほっとひと息」させてくれる場でした。
今後ともよろしくお願いします。
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