呉服 綿幸
綿幸は、二連の店蔵が連なり、上店の奥は座売りの間、その正面奥に衣裳展示場、江戸期の土蔵“染織館”があります。下店ののれんをくぐると明治初期の建造、蔵のギャラリー“綿幸サロン”があり、石畳の路地の奥は三階繭蔵造りの母屋に続き、奥行きの深い城下町の商家の形体です。代々須坂の中心地・中町の現在地で常に変わる事なく“誠実な商い”をモットーにお客様から厚い信頼をいただいております。
とっておきの おもてなし
誠実な商いをモットーにして、当店舗および綿幸サロンは、この地域における保存修景の先駆けとなり、昭和61年「第1回信州須坂町並み景観賞」を受賞し、現在「国登録有形文化財」の指定建造物になっています。
- おもてなしいろいろアイコンの説明
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まちのいちおし!(とっておきの地域情報)
江戸時代、堀家一万二千石の館町(陣屋町)として栄えた須坂は、明治から昭和初期にかけて、近代シルクロードの起点の町として繁栄をきわめました。須坂の絹糸は、その多くが横浜港からアメリカ・ヨーロッパなどに輸出され、欧米の女性たちを魅了しました。
製糸業で栄えた蔵造りの町並みは、当時の繁栄を現在に伝える白壁の土蔵造りの建物が数多く残されており、それらを活かしながら町づくりが進められています。