まちの駅で共通したかたちで情報を作成・提供するためのマニュアルです。

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項目ごとの作成・提供の留意点

「まちの駅」の標準情報は10項目に分類します(参照:まちの駅標準情報の10項目解説) 。これは、原則的に全タイプの「まちの駅」で、共通の項目とします(参照:まちの駅のタイプ)。


★★★−−−−−−−−−−−−−−どの駅でも必ず用意する情報
★★−−−−−−−−タイプ毎に異なるが原則として用意する情報
−−−−−すべて揃うのが望ましいが、徐々に整理していく情報

※1………官・公共運営で、総合タイプのまちの駅の場合は、★★原則として用意する
※2………総合タイプの場合、官・公共/民間の運営を問わず★★原則として用意する



優先順位
標準情報項目
内 容


留意点:そのまちで、いちばん伝えたい内容でもあるので、A4版の情報シートとしてまとめる以外に、多くの人の目に触れるよう、拡大し掲示しておく。

留意点:成り立ちから今までを紹介してもよいし、そのまちや施設にとっての特徴的な時代の紹介も可。


留意点:掲示以外で手渡しできる地図は、既存のパンフレット・地図での対応で十分。まちの総合観光パンフレットや名所等の散策マップ、複数市町村で作成した地図等、用途や性質ごとに整理して置く。今後、まちの駅で掲示する地図は、ベースマップを統一する方向。

※1
留意点:どこで手に入るか、誰がつくっているか等の紹介も加える。紹介するものは、一番売れているものだけでなく、名称が変わっていたり、稀少価値が高かったりといったものも、まちの特性を伝える効果を発揮する。リストアップして多くの(店等の)情報を入れる方法もあるが、作り方や由来等の紹介をする方法もある。

※1
留意点:行政の場合、お店や宿など、紹介しにくいときは、観光協会等から転載の形で可。または、第三者組織で推薦してもらう方法もある。その場所の魅力が特に何であるかをキャッチフレーズ等でアピールする。また、施設等の場合、そこで何が見られるか(できるか)以外に入場・入館料等の情報も必要。お勧めのスポットやその時期等をそれぞれ紹介する方法もあるが、まち全体のおすすめコース等を紹介する方法もある。

※2
留意点:祭やイベントの由来やその様子のわかる写真等のほか、「実はこんな楽しみも…」というような紹介の仕方も面白い。

※1
留意点:実際に参加・体験できるもので、メニューや料金、講師、申込み先等を紹介。子どもだけでなく、大人も楽しめる体験の情報等も可。体験の情報以外にも、クイズ形式で、まちの自然等について紹介している例もある。

留意点:その人は何をしているかということだけでなく、(もし会えるとしたら)いつどこで会えるか、どんな話しがきけるか等も紹介する。行動に結びつくような情報を提供する。但し、紹介方法には気をつけ、例えば都合のよい日にちや時間等を、まちの駅で把握し、案内人が紹介するかたちをとるのが望ましい。


留意点:テーマ情報とも連動して、一番の「売り」を紹介する。「今これが熱い!」「今これに力を入れてます」というような旬の情報を発信してもよい。会報や月刊紙のような形態で提供する方法もある。
留意点:「まちの駅」の要はネットワーク。ひとつの地域やテーマにこだわることなく、つながり情報を提供する。また、コミュニティーの中の諸施設との連携という視点でまとめてもよい。
*テーマ重視タイプの情報項目の例 
アートの駅」「川の駅」「健康の駅

 

情報シート 作成時の留意点

●キャッチフレーズを面白く

すべての情報シートにつけるキャッチフレーズは、利用者がその情報を手に取るための「つかみ」。何がその情報で一番言いたいことなのかを、分かりやすく興味をそそる一言で表現する。

実例:@「氷見の魚。おいしいのには、理由がある。」(Q4.食べ物情報:富山県氷見市)/A「日本最古『20億歳』」(Q10.ここだけ情報:岐阜県七宗町)/B「ここでしか手に入らないお土産」(Q3.特産品情報:富山県高岡市)/C「生きる尊さありがたさを“体得”」(Q10.ここだけ情報:山口県大島町)

●行動につながる情報を提供

まちのいいところを味わうためには、必ず行動がともなう。ただ施設やイベント、人、物等を紹介するのではなく、実際に行くと「どのくらいのお金・時間がかかるのか」「なにができる(見られる・聞ける等)のか」等の行動をおこすために必要な情報を入れる。

実例:D「西部さんの作品は、まちの駅で取り扱っています。人形2,000円、色紙1,500円、2,000円、しおり300円」(Q9.ひと情報:富山県高岡市)/E「利用料金…施設利用料=1人1回200円、管理料=1人1日300円ノ」(Q8.総合学習(子供)情報:岐阜県七宗町)

●写真や絵を入れてわかりやすく

写真や絵を入れると、視覚的なインパクトに加え、文字での説明を補うことができる。また、情報の魅力を増すことができる。

実例:(次の2つは4月に開催したまちの駅女性の会で出された意見)F御衣黄桜の写真(Q6.観光・遊び場情報:岐阜県七宗町)…遠景と近景の写真を使い分けることで桜の美しさをよりアピールできている/まちの駅たかおかの情報シート…手描きイラストを使ったことで統一したイメージが得られる

●テーマを決めて内容を統一すると魅力がアップ

Q1.のテーマ情報だけでなく、それをうけて、特産品や体験メニュー等のほかの情報項目を紹介すると、そのまちの「売り」がはっきりしてくる。 実例:岐阜県七宗町の情報シート…Q1.テーマ情報「日本最古の石」(日本最古の石の説明)→Q6.観光・遊び場情報「日本最古の石博物館」、Q10.ここだけ情報「石造物」/愛知県犬山市の情報シート(作成中)…Q1.テーマ情報「歴史・文化」→Q6.観光・遊び場情報「城下町」、Q9.ひと情報「匠」、Q10.ここだけ情報「桃太郎」

 

※民間のまちの駅では、比較的自由な情報発信が可能(実例G参照)だが、総合学習の情報やまちの観光に関する地図・パンフレット等の配置は行政との相互協力が必要となる。

 

まちの駅共通 パンフレットの作成例 (長岡市)

●まちの駅共通の規格

平成13年度からの取り組みとして、まちの駅の情報シートを、それぞれの項目につき1〜2つに絞って、1枚にまとめたものが、まちの駅共通の規格となるパンフレットです。まだまだあるよ、パンフレット。みたい人はこちら

↑長岡市の例
↑犬山市の例
↑八幡町の例
↑美並村の例
↑今治市の例

 

A3版6つ折りサイズで、情報のレイアウトも共通です。

※クリックすると長岡市の例が見られます。

●オモテ面●
(表紙・地図・説明)
●ウラ面●
(地図以外の情報項目9つ)

 

●内容は情報シートを選りすぐって

いくつもある情報(シート)の中から、これぞというもの、もしくはそれらをうまくまとめてひとつにして、規定の枠内で自由に表現できる。情報を集めるのはまちの駅の担当者自らで行うのが望ましい。

写真や表などを入れるときは300文字程度、入れないときは700文字程度の内容を入れることができます。

●これ一冊でそのまちの駅がわかる

とっておきの情報を選りすぐったものなので、そのまちやまちの駅のことが一発で分かる。周辺や関連のまちの駅のパンフレットをおいておけば、まちの駅どうし簡単に紹介しあえる。

●季節やイベント毎に更新可能

フォーマットが統一されており、内容は変更自由なため、季節や年度ごとに内容を更新していくことが可能。今回作成したデータは、各まちの駅の情報作成担当者に引き継がれる。

●コストをおさえ、有料化を検討

今後の印刷の費用は、それぞれのまちの駅で負担することになるが、カラー版や凝ったものになれば、費用もかさむ。  今回の4市村では単色印刷によりコストを下げているが、A3サイズなのでコピーで補うという方法も考えられる。一部数十円程度で販売できる方向で、内容や提供方法等を検討していく。

 

提供時の留意点と什器について

●最後の1枚がなくならないようにする

大勢の人が来て、一気に情報シートが無くなってしまったり、10項目すべてそろっているにも関わらず、虫食い状態で、せっかくのおすすめ情報が見られなかったりすることは、なるべく避けてください。

そのために、1.情報シートを1枚ずつ、透明シートに挟み込み、ラックに貼付けて(取れないようにして)おく方法や、2.閲覧用に1種類ずつファイリングしておく方法が考えられます。

●印刷コストをおさえる工夫をする

情報シートの提供は、白黒コピーでの対応が殆どですが、やはり印刷コストがかかり、まとまると相当の出費になってしまいますし、紙もムダになります。

そこで、1枚につき10円程度コピー代やプリント代をもらうようなしくみを検討しています(各地の社会実験でのアンケート調査でも「面白い・役立つ情報ならお金を払ってもいい」という意見が多く出ています)。

しくみができていない現段階では、閲覧用のファイルから欲しいものだけを聞いて渡す、閲覧用ファイルの傍らに紙を筆記用具を置いておき、必要なものだけメモしてもらう等の方法が考えられます。

●提供する際の什器について

まちの駅票標準情報や、まちの地図・パンフレット等を提供する際、既存のラック等を活用する以外に、事務局で薦める什器は以下のようになります。各施設でオリジナルのものを作成する等も可能です。

●●●●●●●●● 価 格 ●●●●●●●●

1.オリジナル什器(フルサイズ)

H1800mm×W900mm×D480mm 

色:白orマット黒

標準販売価格:60,000円(送料別途:数千円)

付属品:L字仕切り(→特徴5.参照)×20コ、見本用プラスチックケース(A4用→特徴3.参照)×30コ、脱着可能な表示板(→特徴6.参照。下の表示は脱着できません)


白の場合→



クリックすると大きいのが見られます

2.オリジナル什器(ハーフサイズ)

H1800mm×W600mm×D480mm 

色:白orマット黒

標準販売価格:55,000円(送料別途:数千円)

付属品:L字仕切り(→特徴5.参照)×20コ、見本用プラスチックケース(A4用→特徴3.参照)×30コ、脱着可能な表示板(→特徴6.参照。下の表示は脱着できません)

 

マット黒の場合→


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色見本です→

白とマット黒の2色展開ですが、淡い色、別の色も、プラス20,000円でできます。

 


 

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