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まず、従来の「港」と「湊」についての考えをまとめてみましょう。「港」は船舶が停泊するのに適したところであり、人・物が通過して行く場所という印象。「湊」は水辺の地で、人が多く集まるところを言い、湊集(そうしゅう)とはつどうことを意味します。分かりやすくいうと、「みなと」の水側の部分が「港」であり、「みなと」の陸(おか)の部分が「湊」であると言えるでしょう。
「海の駅」は「湊」の意に近く、海辺の市(いち)等の、生活に関連する施設等があって、人だまりがあります。さらに、前方の海や島と、背後の陸地に広がる地域を背負っていて、人々が交流する姿があり、人の息吹が感じられる場です。その関連の設備には、例えば、交流・情報センターやホテル、保健センター等があるところが考えられます。
島どうしを結ぶだけでなく、海のない山間部との交流をはかって行く拠点として、重要な役割を果たしていくと思われます(…と言っても、日本列島もその他の大陸も海に囲まれた島であることには変わりありませんが)。
「海の駅」は、周辺地域の情報集積・提供拠点であり、また、海をテーマとして(体験学習、環境、レジャー、地域の歴史など)人と人とが交流を深める、人と海とが付き合うための拠点でもあります。
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